阿蘇山

  1. 阿蘇山は熊本県北東部にある複式活火山。中央には安山岩からなる中央火口丘の高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳のいわゆる阿蘇五岳がそびえ、中岳には大噴火口があり、現在も活動を続ける。最高峰の高岳は標高1592メートルで九州でも数少ないロッククライミングの岩場がある。
  2. 中岳は現在噴煙をあげている山である。昔は、この中岳を霊山として仰ぎ、火口を神霊池、または御池とよんでいた。そして、はげしい噴火や爆発があると、神の怒り、大明神の怒り、神霊のたたりとして畏れ、おののいた。昭和28年の大爆発の時には、死者や重傷者を多数だした。
  3. 外輪山に囲まれたカルデラは東西約18キロ、南北24キロで世界最大。火口原は黒川が流れる北の阿蘇谷と、白川が流れる南の南郷谷に分かれ、低地は水田、斜面は放牧地に利用されている。カルデラ内部は阿蘇くじゅう国立公園に含まれ、中岳へはロープウエイも通じる。
  4. その昔阿蘇は大爆発で、すそ野を残して大陥没を起こした。やがてそこに水がたまり、外輪山の中は一面湖水で覆われてしまった。健磐龍命は、この水を流して作物の取れる豊かな国にしようと考え、一蹴りされると、山は一気に崩れて大きな穴があき、水は勢いよく外へ流れ出した。
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最終更新:2020年2月9日