法隆寺

  1. 法隆寺は聖徳太子ゆかりの斑鳩の地にあり、現存する世界最古の木造建築といわれる金堂・五重塔などがいらかを並べる。さらにこれらの建築物とともに数多くの美術品などがあり、文化史上重要な寺院である。1993年に世界文化遺産に指定された。
  2. 聖徳太子は飛鳥時代の中心的政治家で厩戸の皇子とも呼ばれる。593年に皇太子となると、推古天皇の摂政として仏教を基調として政治を行った。604年には、わが国最古の成文法である憲法17条を制定し、又607年には小野妹子を中国に派遣した。
  3. 法隆寺の五重塔は、興福寺や京都の東寺の雄々しい五重塔に比べ、女性的で美しく見えます。初重と5重の比率が2対1というバランスで安定感とシャープさがうまく現され、又他の塔にあまりみられない裳階(もこし)や屋根を支える邪鬼、龍の彫刻等、細かな細工にもよります。
  4. 中門は、飛鳥建築の特色を持つ建築物で、西院伽藍へ、の入口である。柱は、エンタシスと呼ばれ中央にふくらみをもつ。これは古代ギリシャローマ建築の影響を受けたものである。門の両脇には、我が国最古の金剛力士像が配置されている。
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最終更新:2020年2月9日